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生きていくうえで吐き出したいことはときにはある。

文学にハマりつつある?

10月22日、今年(令和元年)限りの祝日「即位礼正殿の儀」でした。
この日の午後1時から富山県富山市内にある「高志の国文学館」という施設の中の小研修室で我々「文藝同人無刀会」の勉強会が行われました。
とはいえど今、会員4人しかいないんですね。正会員4人の他に副会員も何人かいるというハナシではありますが。

せっかくですので無刀会の紹介をしておきます。URLだけでも……。
http://mutoukai.ml/
私は杜埜不月(もりの・ふづき)名義で昨年(2018年)より参加していて、これまでに3作発表しました。

さて、昨日22日は先述の通り文藝サークル「無刀会」の勉強会だったのですが、夕方に来客が有り、その対応が終わってから寝る前までの2時間半で「癲狂恋歌(てんきょうこいうた)」という本を一気に一読してしまいました。

癲狂恋歌

癲狂恋歌

同書の著者「大坪命樹」氏はこの「無刀会」の代表で、この方の奥さん「藍崎万里子」さんと、私の作業所での同僚のひとり「冬月」さん、そして私「杜埜不月」の4人が正会員となっています。
大坪氏はこの作品を愛する妻である藍崎万里子さんに結婚にあたっての誓いとして(?)捧げたそうです。
大坪氏の作品はたまに難読漢字が多かったりするなど読みにくいこともありますが、この作品は少なくとも私個人的には非常に読みやすく、それ故に寝る前のひとときで読み切れたのかな、と思います。

大坪氏からは、やはり同氏の作品である「好き病み」の解説を依頼されているのでした。

好き病み

好き病み

今月中には仕上げてくれと言われているので、そろそろ重い筆を上げないと……。

私は私でまた新作を書こうと意気込んでいますが。
今日(23日)から三浦綾子さんの「塩狩峠を読み始めました。三浦綾子さんといえばクリスチャンであり、数々のキリスト教小説で有名な方ですね。
今は電子書籍(私は主にアマゾン社のKindleを利用します)があるから、いつでもどこでもスマホ等で本が読めます。す~ばらしき~こ~のじだい~、ですな。
しかし、人によっては本は紙じゃないとダメ!なんて主張するのでしょうか。たしかに紙の本がいいケースはありますが、何も知らずにとりあえず電子書籍を真っ向から否定する人がいたら、その方には単なる「時代遅れ」の烙印を押されても仕方ないと思いますよ。

私の新作はそれにちょっとインスパイアされて、キリスト教小説に仕立てようと。引きこもりの青年がSNSで見たキリスト教の教会員のユーモアのセンスがある投稿を見て(実在する上馬キリスト教会のアカウントがモデル)、次の日曜日にその教会にでも冷やかしに行こうと考えるところから始めることにしようと思っています。というか同時進行で残り2編書きかけなんだけどなぁ……。

それにしても、ここ最近では今まであまり読書しなかったのに(書いてはいましたが)、ここに来て急に読書にハマりだしました。
やっぱり、読書の秋なぞというからなぁ。ちなみに、10月27日から11月9日までは「読書週間」です。もうすぐですね。11月3日の「文化の日」をほぼ中日とする「二週間」です。
アウトプットも大事だけれど、インプットも大事。人様の小説を読むことで得られる学びや気付き、そして人生経験は大きいでしょう。